「一度アプリを使った後に離脱するユーザーの割合は現在23%で、2015年の25%からわずかに改善しています」と、Caitlin O'Connell氏はLocalyticsに報告しています。「しかし、約4人に1人のユーザーが依然としてアプリを一度しか使っていない現状では、消費者のニーズに応え、アプリを数年前のような成功へと回復させるには、まだ十分な対策が講じられていないことは明らかです。」
「こうした点を踏まえ、本日、37,000本のアプリからなるユーザーベース全体の忠誠度と離脱率を測定するアプリユーザーリテンション調査の年次アップデートを発表します。5年間の調査期間を経て、ユーザーリテンションのあるべき姿と、それを変動させる要因をしっかりと理解しています」とオコネル氏は報告しています。「この調査では、ユーザーリテンションが2015年の34%(前年比5ポイント低下)から回復し、2016年には38%に達したことも明らかになりました。この数字は改善の兆しではありますが、離脱を防ぎ、より多くのユーザーをロイヤルカスタマーへと転換するには、まだ改善の余地があります。なぜなら、38%のユーザーがアプリを11回以上利用する一方で、実に62%のユーザーが11回未満しか利用しないという状況に陥っているからです。これは持続可能なビジネスモデルとは言えません。」

iOSユーザーのリテンションは36%に向上しました。今年の変化の要因の一つは、iOSアプリのユーザーリテンションの向上です。iOSユーザーがアプリを一度しか開かない割合は26%から24%に減少しました。一方、同じアプリを11回以上使用するユーザーの割合は32%から36%に増加しました」とオコネル氏は報告しています。「この要因の一つとして、iOSデバイスにおけるアプリエクスペリエンス全体の進化が挙げられます。マルチタスク、画面分割、通知をアプリごとにグループ化するのではなく時系列で表示することなど、Appleは消費者がお気に入りのアプリをより快適に利用するための方法の改善に注力してきました。」

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MacDailyNewsの見解:アプリの中には、ダウンロードして実際に動作を確認しなければならないものもあります(例えばApple Watchとの連携など)。経験上、試してみたアプリの4分の1は一度しか実行されず、期待通りに動作しなかったために削除してしまうので、これは理にかなっています。
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