「中国移動(チャイナ・モバイル)の最高経営責任者(CEO)は、アップルに対し、次世代iPhoneに北京独自の第3世代モバイルサービス規格を搭載するよう要請した。これは、世界最大の携帯電話事業者である同社が3G加入者獲得に向け、ますますプレッシャーにさらされていることを浮き彫りにするものだ」と、キャスリン・ヒレ氏がフィナンシャル・タイムズ紙に報じている。「この要請は、中国移動が、iPhoneの販売契約をアップルと結んでいる唯一の中国通信事業者である中国電信(チャイナ・テレコム)と中国聯通(チャイナ・ユニコム)といったライバル企業に加入者獲得で後れを取る恐れがあるという懸念の中で出されたものだ。」
「中国移動の王建州会長兼最高経営責任者(CEO)は昨日、グループの年次決算発表で『TD-SCDMAを組み込むのはそれほど難しいことではない。RIMが既に取り組んでいる』と述べた」とヒレは報じている。「しかし、王氏はアップルからはまだ提案への返答がないとも付け加えた。」
MacDailyNewsの見解:なぜか、ジョブズがこう言っているのを想像してしまう。「iPhoneの交渉を覚えているかい、ワン? ああ、君が独自のApp Storeを運営することに固執して(笑)、どうやっても折り合いがつかなかった時の話だ。もう少し考えてみろよ」
ヒレ氏は続ける。「通信業界の専門家は、AppleがRIMにすぐに追随する可能性は低いと警告している。TDを搭載するには追加のチップが必要になり、iPhoneのように薄いデバイスに搭載するのは難しいだろう…中国の通信事業者3社のうち、中国移動は唯一、自国製のTD-SCDMA規格を採用しているため、より広く普及している技術を持つライバル2社に比べて不利な状況にある。[iPhoneキャリア] 中国聯通は世界で最も普及している3GSM規格を用いた3Gサービスのライセンスを保有しているが、中国電信は北米で使用されているWCDMA 3G規格を採用している。」
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MacDailyNews の見解:ジョブズ氏が iPhone を廃止すると決めた場合、これと米国の Verizon が iPhone の競合企業の棺桶に打ち込む釘となるだろう。
[出典:The Register。情報を教えてくれたMacDailyNews読者「Lava_Head_UK」に感謝します。]
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