「2014年第1四半期に始まったiPadの販売台数の前年比減少は、2015年第3四半期まで容赦なく続き、販売台数は前年比20%減少しました」と、マーク・ヒベン氏はSeeking Alphaに寄稿しています。「12月四半期は、iPad Proの入手性が限られているため、iPadシリーズの成長回復は見込めないでしょう。しかし、AppleはProと将来の派生製品を、将来のパーソナルコンピューティングプラットフォームとして明確に位置付けています。」
「最も重要な機能は、Apple A9Xカスタムシステムオンチップ(SOC)です。これはiPhone 6sに搭載されているプロセッサのグラフィック強化版です」とヒベン氏は記している。「私は以前、これがAppleがMac OS XをARM SOCに移植する動機になるだろうと推測していました。しかし実際には、Mac OSプラットフォームがiOSほど収益性が高くないため、Appleがそのような移行を成功させたいとは考えにくいです。Appleが目指しているのは、iOSを成長させ、ほとんどの利用シーンでMac OS Xに取って代わることです。iPad Proは、この方向への重要な一歩です。」
2010年第3四半期から2015年第4四半期までのApple iPadの世界販売台数(百万台)

インテルの相殺収益モデルとCoreシリーズの2-in-1製品による競争圧力により、iPad Proは今四半期のiPad売上に奇跡的な変化をもたらすことはないだろう。iPad Airのリフレッシュがなかったことも、iPad売上に打撃を与えた。これはおそらくiPhone 6s/6s Plusに搭載されているA9プロセッサの供給不足が原因と思われる。Pro以外のiPadの販売台数は前年同期比約20%減の約1,700万台になると予想している。iPad Proの販売台数は約400万台、合計2,100万台と予想している。これは前年同期比2%の微減となる。インテルが相殺収益モデルへのタブレット補助金を断念するまで、iPadの売上が再び伸びるとは考えにくい」とヒベン氏は記している。「Appleには、どれだけ時間がかかっても、この危機を乗り越えるだけの資金力がある。したがって、iPadの売上減少は一時的な影響だと見ている。」
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MacDailyNews の見解: iPad Pro は確かに、ぼんやりとした、いくぶんか曖昧な、一時的な未来のビジョンのように感じられる。
参照:
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